北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

Archive for 10月, 2009

CIMG0223CIMG0257 北海道新幹線新函館開業対策推進機構が企画した「北海道新幹線アイデア弁当」試食会を、10月10日(土)函館市港町1のJR五稜郭車両所で開催いたしました。

7月1日から7月31日にかけて実施しました「北海道新幹線弁当」レシピ募集の結果、市民の皆様からいただいたレシピについて過日、本事業の募集テーマとして掲げた「地産地消」や独自性,製品化の可否等の観点から、事業者を含めた審査および選考を行い、このたび,レシピアイデアを取り入れながら、事業者が製作した試作品(ハーフサイズ)の試食会および応募者への粗品贈呈式を実施することが出来ました。

おかげをもちまして、試食会につきましても、多くの市民にご参加いただき、貴重なご意見、ご提言等をいただくなど、大変実り多いイベントとして、滞りなく終了することができました。

今後におきましても、様々な機会を活用しながら、北海道新幹線に関する普及啓発活動を行ってまいりたいと考えておりますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。


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utsunomiya 北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、去る9月中旬に東武宇都宮百貨店で開催された北海道物産展において、北海道新幹線新函館開業をPRするとともに、新函館開業後の新幹線利用意向に関するアンケート調査を実施し、2,956名からの回答を頂きましたので、その結果をお知らせします。

 機構では当調査結果をもとに、北関東エリアを重点プロモーション地域と位置付け開業に向け積極的なPR活動を行っていく予定です。また、新幹線・特急乗り継ぎで札幌までと回答した方の比率も高いことから、札幌延伸に大きなプラス材料ととらえ、道の期成会とともに建設促進活動を展開してまいります。

■調査結果のポイント
○調査対象が北海道に興味関心の高い物産展来場者であることから、約83%の方が来道経験があると回答、函館市への訪問経験は約68%であった
○新函館開業が函館訪問の動機になりうると回答した方が約90%と非常に高い結果となった
○新函館開業時の札幌または函館までの利用交通手段として、函館を目的地とした場合の新幹線利用意向は約81%と高い結果となった。さらに、札幌・道央地区を目的地とした場合の新幹線利用意向も、所要時間が飛行機より長いにもかかわらず約70%と予想以上に高い結果となり、現状の来道交通手段として新幹線・特急と回答した人の比率約26%を大幅に上回る結果となった

<ダウンロードファイル>
北関東エリア在住者向けアンケート調査結果速報(PDF)


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北海道新幹線開業を全国にPRし経済効果をたかめようと、函館の官民組織でつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構が企画した「北海道新幹線アイデア弁当」の試食会を、10月10日(土)函館市港町1のJR五稜郭車両所で開催します。

平成22年12月の東北新幹線新青森開業に合わせた商品化・販売を目指し、「地産地消」をテーマに市内居住者から応募のあった弁当レシピアイデアに基づき、弁当製造事業者の協力を得てテスト製作しました。

当日は、JR北海道函館支社主催の「鉄道の日」イベントとしてJR五稜郭車両所が一般公開をされるのにあわせて実施します。数量限定の為、午前10時から同会場受付にて整理券配布(抽選)を行います。11時30分より試食弁当(ハーフサイズ)引き換え、試作品を食した感想等のアンケートにご協力頂きます。

多くの皆様のご来場をお待ちしております。


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【質問】北海道新幹線開業後は観光客が増えて地域活性化になるなどと聞きますが、不景気ですし国内の人口減少や高齢化も進むし、そううまくいくとは思えません。

【お答え】ご指摘の通り、私たち市民が何もせずにいるのでは観光客など増えようもなく、まず第一に市民一人一人がおもてなしの心を高め、観光客に楽しんで頂けるまちづくりを進めることが最前提です。それを踏まえた上で、「提供座席数」という物理的な観点から新幹線開業後の観光動向を以下に検証してみます。
提供座席数とは、飛行機や列車の定員から算出される最大の輸送人数のことです。対首都圏で算定すると、現状では羽田―函館の飛行機が年間往復163万人※1、青森―函館の特急列車が年間往復262万人※2で、対本州・首都圏は合計425万人(片道213万人)であり、現状ではどんなに頑張っても年間213万人以上の観光客を連れてくることが出来ないということになります。

これが、新幹線が開業した場合はどうなるでしょうか。現在の八戸と同じ16往復が運行されると仮定した場合、新幹線の提供座席数は年間往復951万人※3、片道476万人にもなるのです。

具体例を挙げますと、JR東日本ではシニア会員向けに、同管内と函館等が3日間乗り放題の「大人の休日倶楽部会員パス」を年4回発売しており、適用期間中は青函間の特急列車指定席が連日満席となって、函館行きを断念せざるを得ないお客様が多数生じます。新幹線が開業して提供座席数が拡大されると機会損失を防ぐこととなり、多くのお客様をお迎え出来るようになります。このように物理的観点では、新幹線開業は確実に観光客を増やす土台となりうるのです。
函館は2009年、魅力ある市町村の第一位となりました。潜在的な観光需要を掘り起こしていくうえでも、新幹線開業は大きな可能性を持っていると言えます。

※1 函館市まとめ、H20年実績  ※2 夜行除く特急の標準編成(6両)定員から算出 ※3 標準編成(10両)定員から算出

(写真)2009年9月6日付函館新聞 「大人の休日倶楽部」適用期間は青森・八戸方面の大半が満席siteiseki


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