北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、さる12月4日の東北新幹線新青森駅開業に伴う函館市における経済波及効果を調査いたしました。つきましては、12月の函館市内の宿泊施設の利用状況を報告します。
◎聞き取り対象施設
当機構ウェルカムキャンペーン事業協力事業者である函館市内宿泊施設10施設 (前回1施設のみ非公開)
(函館駅前・五稜郭・湯の川の3エリアに所在する、いずれも客室数40以上の中・大規模施設)
◎比較対象
宿泊人員ベース
◎比較結果
前年同期比(平成21年12月1?31日)10施設平均115%(15%増加)
※聞き取りによる各施設の傾向として、平日の変化は特に見られなかったが、週末に利用が集中し満室となる施設もみられた。
地区別では、関東、東北からの入込が伸び、クリスマスファンタジーの相乗効果もあった。
◎考察
今回の結果報告では、対前年では週末を主体として稼働・人員共にプラスとなる傾向が現れている。この傾向は新青森開業
効果と推測されるが、引き続き動向把握を行うこととしている。