北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長:西村憲人函館商工会議所副会頭)では、北海道旅客鉄道株式会社に対する標記要望活動を、さる10月27日に実施しました。
北海道新幹線の開業効果を一層拡大させることを目的に、昨年11月に引き続き、6回目の要望となりました。
当日は西村会長、中林副会長代理(函館市種田企画部長)、事務局の3名が北海道旅客鉄道本社(札幌市)を訪問、下記の11項目を記載した要望書を手渡しました。
1 北海道新幹線運行の充実について
- 乗車機会拡大のための新函館北斗駅における新幹線上下線毎時1本程度の運行または大宮・仙台間混雑緩和のための運行ダイヤの充実
- 東京・新函館北斗間の3時間台の運行に向けた青函共用走行区間速度制限の一日も早い解決のための技術開発並びに導入の推進
- 新幹線「はやぶさ」のJR宇都宮駅停車の実現
- 自由席車両の導入の検討
- 乗車当日でも駅窓口で購入可能かつ青森駅・函館駅間をはじめとする在来線駅間で利用可能な「Wきっぷ」等の本州方面割引企画きっぷの造成・販売
- トンネル等走行時における移動通信環境の基盤整備
- 修学旅行など団体需要を踏まえた新幹線指定席の団体枠確保ならびに割引率の拡大
2 新函館北斗・函館間の鉄道アクセスの充実について
- 新函館北斗駅での新幹線上下線と「はこだてライナー」の乗り継ぎにおいて、同一平面での乗り継ぎが最大限確保される運行ダイヤの設定
- 新函館北斗駅及び新青森駅での新幹線上下線と在来線の乗り継ぎ待ち時間短縮
- 新函館北斗駅での新幹線上下線と在来線の乗り継ぎにおいて,ホーム昇降移動の負担軽減が図られるよう、在来線第二ホームへのエスカレーターの設置
3 ICカードシステムの導入について
- 新幹線利用客の利便性を高めるための新函館北斗・函館間へのICカードシステムの導入
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また翌10月28日、東日本旅客鉄道株式会社に対し「東北・北海道新幹線運行の充実等に関する要望」を行いました。
東日本旅客鉄道に対する要望は初めての取り組みであり、西村会長、森副会長((一社)函館国際観光コンベンション協会副会長)、中林副会長代理(函館市種田企画部長)、事務局の4名が東日本旅客鉄道本社(東京都)を訪問、下記の8項目を記載した要望書を手渡しました。
1 東北・北海道新幹線運行の充実について
- 乗車機会拡大のための新函館北斗駅における新幹線上下線毎時1本程度の運行または大宮・仙台間混雑緩和のための運行ダイヤの充実
- 盛岡以北における時速320km運転の早期実現
- 新幹線「はやぶさ」のJR宇都宮駅停車の実現
- 自由席車両の導入の検討
- 乗車当日でも駅窓口で購入可能かつ青森駅・函館駅間をはじめとする在来線駅間で利用可能な「Wきっぷ」等の本州方面割引企画きっぷの造成・販売
- トンネル等走行時における移動通信環境の基盤整備
- 修学旅行など団体需要を踏まえた新幹線指定席の団体枠確保ならびに割引率の拡大
2 在来線鉄道アクセスの充実について
- 新函館北斗駅及び新青森駅での新幹線上下線と在来線の乗り継ぎ待ち時間短縮
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