【質問】この春から新函館駅と木古内駅の駅舎が相次いで着工されると聞きました。新幹線の工事全体の進捗状況はどのようになっていますか。
【お答え】平成25年1月現在の新幹線工事進捗状況(道庁調べ)は、トンネルが97%、明かり部分が91%完成し、軌道及び電気工事も100%発注済となっており、用地取得も残り6%となっています。
去る1月29日には、国交省より整備新幹線事業費の線区別配分が公表されたところであり、平成25年度は新青森・新函館間に1千億円が確保され、軌道・電気工事が本格化すると共に駅舎や車両基地の建設が進むこととなります。また、新函館・札幌間にも60億円が配分されます。
新青森・新函館間の総工費については、工事実施計画の変更(予算変更)が1月18日に国交省から認可され、総工費が5,508億円に増額となったことから、平成24年度までの総工費3,352億円を加えた平成25年度までの予算進捗額は4,352億円、進捗率は79.0%となり、残るH26-27年の2年間の残額は1,156億円ということになります。当所としても引き続き関係機関と共に、早期開業に向けた要請等を行って参ります。