第7回北海道新幹線地域活性化フォーラムがさる11月22日、マリエール函館にて北海道新幹線新函館開業対策推進機構と(社)北海道商工会議所連合会の主催により開催され、函館市民をはじめ、周辺自治体や観光関係者、新幹線関係団体、札幌からの視察団など、250名余が参加しました。
はじめにJR九州高速船(株)代表取締役社長(元・九州旅客鉄道(株)常務取締役)の町孝氏より、「新幹線と観光特急で元気な九州」と題した基調講演をいただきました。
続いて、立教大学観光学部特任教授の清水愼一氏をコーディネーターとして、基調講演の町氏にくわえ、北海道旅客鉄道(株)取締役函館支社長の幅口堅二氏、(社)北海道商工会議所連合会会頭の高向巌氏、北海道新幹線新函館開業対策推進機構会長(函館商工会議所副会頭)の永井英夫氏をパネリストに、「北海道新幹線開業効果拡大に向けて」という演題でディスカッションを行いました。
「青函連携が大事」「新駅名称やダイヤなど地元から声をあげていくべき」「首都圏・東北からの集客を」といったパネリストの提言に、参加者も熱心に耳を傾けていました。
また、フォーラム終了に引き続き、地域一丸となった取り組みを目指すことを目的とした、第3回北海道新幹線関係団体懇談会を開催し、講師・パネリストを囲んでの懇談や意見交換で交流を深めました。