北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

2014youbou

北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長:西村憲人函館商工会議所副会頭)では、北海道旅客鉄道(株)に対する標記要望活動を、さる9月30日に実施しました。

北海道新幹線開業まで残り1年半を切り、利便性や快適性の高いアクセスを望む市民や事業者の声を集約し確実に届けるため、昨年11月に引き続いての要望となりました。

当日は西村会長、森副会長((一社)函館国際観光コンベンション協会副会長)、谷口副会長代理(函館市企画部長)ら5名が北海道旅客鉄道本社(札幌市)を訪問、下記の12項目を記載した要望書を手渡しました。

 

 

1 新函館北斗・函館間の鉄道アクセスの充実について

  • 新函館北斗駅での新幹線上下線とアクセス列車の乗り継ぎにおいて、同一平面での乗り継ぎが最大限確保される運行ダイヤの設定
  • 新函館北斗駅での新幹線上下線とアクセス列車の乗り継ぎにおいて、同一平面乗り継ぎができない運行便についてホーム昇降移動の負担軽減が図られるよう、エスカレーターおよびエレベーターの設置など乗客の利便性を考慮した在来線駅舎の整備
  • 編成増結や続行運転などアクセス列車の混雑緩和策の実施
  • 新函館北斗・函館間における利用者の利便性や快適性が確保された車両の導入
  • 函館らしさを感じることができるデザインを施した車両や愛称の導入
  • 新青森・青森間に準じた特急乗車時の特急料金不要特例の検討

2 新幹線運行の充実について

  • 青函共用走行区間における減速を考慮した特急料金の検討
  • 自由席車両の導入の検討
  • 本州方面との既存割引企画きっぷ販売の継続およびインターネット割引予約サービスの検討
  • 東京・新函館北斗間の3時間台の運行に向けた青函共用走行区間速度制限の一日も早い解決のための技術開発並びに導入の推進
  • 北海道新幹線の開業日および運行ダイヤの早期公表

3 在来線特急列車の運行について

  • 函館・札幌間を結ぶ特急列車の安全な運行を前提として輸送力を減便・減速措置がなされる以前の水準までに回復すること

 
当機構では今後とも新幹線を取り巻く情勢を注視しつつ、必要に応じ関係機関等への要望活動を行ってまいります。


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